大阪市教員採用試験の特徴
2023年度
・採用動向
志願者数が3075人(昨年)→2650人(今年)大きく減る。小学校の採用予定数は420人で例年並み。
・1次試験
一般教養・教職教養 個人面接
・2次試験
教科専門 個人面接、場面指導(ロープレ)、実技
大阪市は2次試験で専門筆記試験(+実技指導)の点数の高得点順から合格することが大きな特徴(幼小養護、中学校特別支援学級は少し条件が変わる)面接は基準点があるのでは要注意。大阪市で講師をしていると初年度から1次試験の筆記試験が免除となるため、大阪市の講師は有利(大阪市講師は面接の点数が倍になる)。免許の加点の枠が広がっているので、小学校1次試験一般選考受験者で加点がない受験生は、筆記試験の高得点が必要。
・2023年度一般教養・教職教養
一般教養は、複雑な計算問題が減る傾向にあり理解が求められる。国語は3問の出題。古典が出題されたが3問とも標準。英語は2問。これも標準。一般教養は難易度が下がる一方、できる、できないの差が広がる傾向がある。教職教養は中学校学習指導要領、法規の出典、教育時事、人権等出題分野の傾向は変わらない。教職教養は単に暗記だけでなく、時事資料集を読み込む等、丁寧に学習をいないと高得点はのぞめない。
・2023年度 小学校専科
国語は引き続き古文出題。社会は難易度高。理数英でどれだけ点数が取れるかが勝負。
・3次試験個人面接
大阪市の2次試験個人面接は、ロープレの出来が点数に大きく影響する。